カテゴリ:ルーツ( 15 )

日光感精神話

日光感性神話をご存知ですか?
上記のサイトより引用しますと
神霊の精気を受けて懐妊し、神の子を生むという形式の中でも、特に女性が日光に感じて妊娠し、太陽神の子を生むといった形式。建国神話及び始祖神話として語られる。

北アジアの遊牧騎馬民族に特有の神話であり、蒙古・鮮卑・契丹・高句麗などの神話や、華北に侵入して樹立された王朝の始祖伝承にも多く見られる。

ということで、二系統の確執で取り上げた伝承
③美濃国方県郡水野郷楠見村
  県氏の娘、未婚の女が懐妊
厚見郡 伊奈波神社の神が「その二つの はわが子」との託宣
女の家に忌垣を立てて祀った。<日本霊異記>
と酷似というわけで、女の腹に日光が射し懐妊の話はおよそ、十年位前からわたしの頭の中にこびりつき、ずっとナゾだったんですね。
こちらも参考→太陽の母子神
ギリシア神話のダナエもそんな感じがしています。

そして、なんとサルタヒコも!!

以下加賀神社より
出雲国風土記によると
 『ここに窟がある。 いわゆる佐太の大神のお産まれになった場所である。 お産まれになるそのときになると、弓箭が亡くなった。 その時枳佐加比売命が祈願して、「私の御子が麻須良神の御子であるなら、亡くなった弓箭よ出て来い」 と祈願された。 その時、角の弓箭が流れ出た。 その時お生まれになった御子は詔して、「これは私の弓ではない」 と投げ棄てた。 また金の弓箭が流れ出てきた。 これを持ち取って、「なんと暗い窟であろうか」 と仰せられ、岩壁を突き破って射通しなされた。 云々
 その時光が加加とあかるくなった。 よって加加(かか)という。』


太陽崇拝

『出雲国風土記』では、洞窟の中にさした金の矢によって、枳佐加比比売命は妊娠し、佐太の大神を産んでいる。 谷川健一氏は『出雲びとの風土感覚』で、

 加賀の潜戸をおとずれて、そこでわかったことは、洞窟が東西に向いているという事実であった。 洞窟の西の入り口に舟を寄せてみると、穴の東の入り口がぽっかり開いている。 そのさきに的島とよばれる小島が見える。 その的島にも同じように東西に貫く洞窟があって、つまり、加賀の潜戸と的島の二つの洞窟は東西線上に一直線に並んで、もし的島の東から太陽光線が射し込むとすれば、その光線は的島の洞窟を貫き、さらに加賀の潜戸の洞窟もつらぬくということが分かった。 

 二つの洞窟の方向は、真東ではなくやや北の方にずれている。 したがって、それは夏至の太陽がのぼる方向に向いている。 夏至の太陽は的島の東に姿を現し、的島の洞窟と加賀の潜戸を一直線に射しつらぬく。 そのときに、それは黄金の弓矢にたとえられたのであり、太陽の洞窟から、佐太の大神は生まれ出たのであった。

と記している。 古代人にとっては、洞窟は母の胎内であり、洞窟の入り口は、門・鳥居ともいうべきもので、太陽の光がさすということは、日の御子誕生のための聖婚の行為であった。-天照大神と前方後円墳の謎より-




二見ヶ浦では、夏至の日に太陽は富士山の真上から、昇る。沖の700m沖合いには、興玉神石(→後祭神猿田彦大神の誕生石と伝えられている)が海の下に鎮まっているという…。

「太陽」が岩に依りつきお生まれになった神、猿田彦大神・・・常世の神が太平洋の彼方からよりつく聖なる場所、二見。ふたたび見る、太陽神。太陽神のよみがえり。
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by ultra3040 | 2005-03-06 23:12 | ルーツ

オオクニヌシ


生地を追われ兄弟たちに迫害される者”の典型としてオオクニヌシが挙げられると思います。
オオクニヌシの冒険
そのあと、オオクニヌシは国譲りを迫られていたのですね。国ゆずり
  (タケミナカタ、稲佐の浜で敗れる・・・)
せっかく国を建てたのに国をとられていました・・・。すごい運命ですね・・。
次に挙げる「夜刀の神」の話も良く似ています。。

「夜刀の神」
 継体天皇の時代。箭括氏(ヤバズノウジ)の麻多智(マタチ)が、行方郡の郡家(都の役所)西の谷の葦原を開拓しよううとした。ところが頭に角のある怪しい蛇がゾロゾロと出てきて邪魔をする。 麻多智は土地の人々に問うた。「あの化け物はいったい何者か?」と。土地の者は答えた。
「夜刀の神、と申します。見たものの家は滅び、子孫を残すこともできません」
「その神の住家はどこか」
「郡家のそばの野原にとてもたくさん住んでおります」
  夜刀の神の住家を知った麻多智は、身には甲冑、手には矛の完全武装で、単身、夜刀の神の住家に乗り込み、その多くを惨殺した。そして山の口の「境の堀」に「標の梲(ツエ)」を立てて生き残った夜刀の神に、「この梲を境に上は神の土地、下は人の田とする。異存あるまいな。もちろん、ただとは言わぬ。神として末長く祀ろう。だから恨むでないぞ。祟るでないぞ」と宣言し、社を立てて祀った。【常陸国風土記】 『謎解き 祭りの古代史を歩く』より抜粋

 →参考

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by ultra3040 | 2005-01-28 13:28 | ルーツ

五十瓊敷入彦命

伊奈波神社 御祭神 五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)


以下は7~8年前にノートのメモしたものなので、ところどころ曖昧で、わかりにくいかもしれません。何を思ってそんなことしたのか、よくわかりませんが、非常に気になりましてずっと心に留め置いたものです。今となってはその本も手元にないので、もう一回調べ直そうかなと思っていましたが、とりあえずそのまま出してみます。


イニシキダイジェスト
①垂仁天皇が兄の五十瓊敷と弟の大足彦(後の景行天皇)に欲しいものを問う。
兄は弓矢を、弟は皇位を求めた。

五十瓊敷(イニシキ)
因幡守に任ぜられる
  陸奥の金石を得るためのヤマトタケルの遠征が失敗
天皇はイニシキにその獲得を命ずる。
彼は金石を得るが逆族の汚名を着せられ朝廷軍と対峙
陸奥の金石は一夜のうちに山
イニシキおよびその一族はその山中に入って死す
天皇はイニシキの無実と、彼が因幡大菩薩と化して
金山に住み、人々を済度。大いに驚き金山に社殿を設けて
彼らを当山の峯に祀る
<美濃国第三宮因幡写本縁起>

③美濃国方県郡水野郷楠見村
  県(あがた)氏という未婚の女が懐妊 二つの石を生む。
 石は日ごとに成長。 厚見郡 伊奈波神社の神が「その二つの はわが子」と託宣
女の家に忌垣を立てて祀った。<日本霊異記>

イニシキ命が茅渟の兎砥の川上宮で剣一千本を作り石神神社 に納めた
その後命ぜられて石神神社の神宝の管理者 となる。
彼が老いた後管理権は彼の妹の手を経て物部のトチネに委ねられる<垂人記>

これと似た話しがあると、その本には高句麗建国神話を出していました。他の話でもこれと似た話はたくさんあるようで、また、追々紹介していけたらなと思っております。

【高句麗の建国神話】
日光により懐妊した女 が、 のようみ固い卵を生みその卵から高句麗の建国者となる男子生まれる。七歳にして自ら弓矢を作り百発百中、名前を朱蒙「よく弓射る人」(夫餘語)
しかし、その力を恐れた王子たちにより生地を追われ逃れた地に新しい国、高句麗を建てる。朱蒙は天下った武具を祭祀。その力により王者の地位を保持。



まとめると・・・・

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       ○ 『美濃の前期古墳-前方後方墳のルーツを問う 』 美濃古墳文化研究会より 


イシュマエルは、
「荒野に出て弓射る者の祖」となり、その子孫は「野生のロバのような人となり、その手は、すべての人に逆らい、すべての人の手も彼に逆らう。彼はすべての兄弟に敵対して住もう。」

イサクとイシュマエルのお話しの中で、「皇位を得るもの」、「生地を終われ逆らう者」の2系統の争いついて紹介しましたが、金華山麓にある、伊奈波神社の祭神、五十瓊敷(イニシキ)入彦命は弓矢を求め、弟の大足彦(景行)は皇位を求めた。イニシキは、陸奥の金石を得るために遠征するも、朝廷軍から逆賊の汚名を着せられ、生地を追われ陸奥の山中に入って討死していったという話の内容に符合しているものと思われました。
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by ultra3040 | 2005-01-07 21:14 | ルーツ

祈り

イサクとイシュマエルのそれぞれの母親について書くつもりで、なにか思わぬところに出くわしてしまったようで(マグダラのマリア)についても、なかなか、おもしろそうです。

マグダラのマリアも同じ

イサクの母が「サラ」
イシュマエルの母が「ハガル」です。

実は「サラ」が コノハナサクヤヒメで、
「ハガル」が イワナガヒメと
置き換えることが可能

まずサラについてですが、サラは長く不妊であっため、
老齢で子の誕生を告げられたとき、
まさかと思って、疑った

あまりにありえないことなんで、その子の名前を「イサク」(=『笑う』)とし、
大いに祝福したと

さらに、イサクは「焼き尽くすささげもの」として祭壇に差し出され
これは、神様が、アブラハムの信仰を問われた
そんなに大事な跡取り息子の命を投げ出せるかを問うたという意味


コノハナサクヤヒメがお腹の子に疑いをかけられ、
自ら、「正種なら咲け、仇種なら萎め・・・」と誓いをたてて、
三人の子と火中に入るお話と、よく似ています。

またサラは大変美しかったため、アブラハムは自分の身の危険を感じたとき、
サラに自分の妹であると、偽ってくれと頼んでいたりします。
このお話も、なんか聞いたことのあるお話だなぁ(日本の中にも)という説話の一つだと思います。


一方のハガル
「ハガル」はルーン文字にあります。
意味は「冬」
シンボルは、「氷、雹、雪、、、、」寒~い

子の名は「イシュマエル」、
この親子の運命をひとことで言ったら「石になって、耐える・・・」
というかんじがする・・・

聖書の中のハガルはサラの女奴隷で、アブラハムの妾です。
上にありますように、サラが不妊のため、ハガルに子を産んでもらって、
跡取りを得ようとします。
ハガルも子を身ごもったため、傲慢になりサラを見下げるようになったため、
サラから苛められ、辛くて逃げ出しています。

そこで神様から、
「あなたはどこから来て、どこに行くのか」 
「あなたの主人の元に帰りなさい。
そして彼女の元で身を低くしなさい」 
と言われて戻っていきます。

やがて、サラに待望の跡継ぎ(イサク)が出来ると、
ハガルとイシュマエルは荒野に追い出されます

飢えと渇きと絶望の淵に追いやられたハガルは力尽きて、
子供を置き去り死を決意したそのとき、
神は、ハガルの「目を開き、井戸を見出させ、水を湧かした・・・・・・・・・」

そして、イシュマエルは、「荒野に出て弓射る者の祖」となり、
その子孫は「野生のロバのような人となり、
その手は、すべての人に逆らい、すべての人の手も彼に逆らう。
彼はすべての兄弟に敵対して住もう。」
と預言されるようになります。

これより、「皇位を得るもの」、「生地を終われ逆らう者」の2系統の争いが延々と続くこととなったようです。原型のお話。

実は、このお話しがめぐりめぐって、自分の住む土地に語り継がれていることを知ります


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銀河宇宙連合体と地球創生計画 (Project GAIA)さんの記事「大和の国」日本の歴史考察参考
アラブ民族の先祖イシマエルは、母親ハガルと一緒に荒野に追いやられ、流浪の道を辿りながら、 (中略) 一つには、中国、モンゴル、朝鮮半島を経由して日本に辿り着いた流れと、二つには、インドシナ半島からインドネシアのスマトラ島、そして黒潮を渡って琉球から九州筑紫に海神族として、大和の国に元帰りしている


 
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by ultra3040 | 2004-12-24 17:13 | ルーツ

二極の分裂


皆繋がっているということ、
根はひとつである

 
ズバリ中東問題でありますので、本当はイラク戦争が始まったときに、書かなければいけないことだったような気がしていますが、わたし自身もあまり表だって発言するということをする人ではなかったので、いったいどのようにしていいのかも分らない状態でした。ただ、一年か二年でこんな簡単なブログというものがわたしの目の前に現われたので、これなら、わたしにもできると思って作ってみることにしたんですね。とりあえず、試行錯誤的に始めたものなので、どうなんでしょう・・・ちょっと、ドタバタしていますが、新しい出会い、さらにそれを引っ張っていって下さる、導きをいただき、また、楽しませてもらっていることなど、みなさんへとても感謝しているところです。。。ありがとうございます~!!


アブラハムまで遡ります。突然聖書です(^^;
中東問題は、異母兄弟であるイサクとイシュマエルそれぞれ子孫同士の争いと紐解くことができます。

詳しくは→アメリカの外交政策とパレスチナ問題の本質
これはどうして、当時このようなサイトにたどりついていったのか、あまり覚えていないのですが、やはりイラク戦争勃発前夜といったころ、テロの問題の根幹は?というようなレポートを書いていたときに、いろいろ調べていたからだと思います。アメリカはやはり、根底にユダヤの移民が支配していて、アメリカの巨額の富の裏にユダヤの力が働いているということなどが、よく言われていると思います。テロの問題はこの「富み」の不均衡にあるんですね、ひとり占めにしようたって、そういうわけにはさせたくないが世界の本音ですが、実際は「富み」が絶対権力という構造で成り立ってるんですね、今はすこし過渡期に入っているのかな。

で、を簡潔してみると

イサク   →ユダヤ民族の祖(→ユダヤ教→キリスト教)
          →ユダヤ人「契約の民」→パレスチナ-[アメリカ]

イシュマエル=アラブ民族の祖
        (→子孫:イスラム教の開祖マホメット)
          →アラブ人、イスラム          -[イラク]
            
でいいんかな?わたしも専門家でないので、ちょっと調べただけで頭の中がこんがらがります。
非常にわかりやすい中東問題をみつけたので、ご参考に。

なんで、こんな話をしているんだろ?
でも、たぶん、どうやら、神道は原始ユダヤ教かなんかであったなんて言われはじめていますねよね~。そんなところと関係があるようです。わたしにもわかりません・・・(^^;。

とりあえず、脱線は置いておいて
ユダヤ人とアラブ人のいさかいの原因は、イサクとイシュマエル兄弟間の争いとも言えると思います。親父がアブラハムです。ユダヤ人もアラブ人も同じ神を信仰してきたといえます。一神教の神、もともとは同じ神なのに、どうしてこんなに宗教間同士で争いが起きているんでしょうか。次は、この、イサクとイシュマエルそれぞれの母親についてのお話しです!おたのしみに(^-^)/ ̄
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by ultra3040 | 2004-12-22 17:52 | ルーツ