海人系の三女神とアラハバキが隠れている宇佐神宮


 宇佐神宮の由来については、海人族の宇佐氏が「御許山」に部族の神を祀ったのが最初だとされていて、山上には神体の三個の立石がある。宇佐神宮の元宮である御許山頂のの御許神社は大元神社ともいい、明らかにアラハバキ神だ。
 宇佐氏の古伝(宇佐公康著『古伝が語る古代史』、木耳社)では宗像三女神は宇佐氏から出たという伝承を紹介している。このことは宇佐氏と宗像氏は同族の海人だったことを暗示する。『記・紀』はこの海人系の伝承を取り上げて、三女神をアマテラスの神系に組み入れて、その出自を抹殺してしまった。そのうえ応神天皇(ホムダワケ)と神功皇后を宇佐に祀った。さらに、採鉱治金系で、朝鮮からの渡来者である辛島氏が入ると「八幡」へと変身した。朝廷は大神(オオガノ)比義を派遣して、朝廷の関係のある神社に仕立て上げ大和系の「神宮」となった。ついで、源氏がこれを氏神とし、鎌倉幕府以後は源氏の八幡信仰となって全国的に拡がり、現在のように国内最多の分社数となった。

 以上 『オフサイド・ブックス 謎解き祭りの古代史を歩く』より抜粋 

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by ultra3040 | 2005-01-30 14:15 | 謎解き古代史
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