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オオクニヌシ


生地を追われ兄弟たちに迫害される者”の典型としてオオクニヌシが挙げられると思います。
オオクニヌシの冒険
そのあと、オオクニヌシは国譲りを迫られていたのですね。国ゆずり
  (タケミナカタ、稲佐の浜で敗れる・・・)
せっかく国を建てたのに国をとられていました・・・。すごい運命ですね・・。
次に挙げる「夜刀の神」の話も良く似ています。。

「夜刀の神」
 継体天皇の時代。箭括氏(ヤバズノウジ)の麻多智(マタチ)が、行方郡の郡家(都の役所)西の谷の葦原を開拓しよううとした。ところが頭に角のある怪しい蛇がゾロゾロと出てきて邪魔をする。 麻多智は土地の人々に問うた。「あの化け物はいったい何者か?」と。土地の者は答えた。
「夜刀の神、と申します。見たものの家は滅び、子孫を残すこともできません」
「その神の住家はどこか」
「郡家のそばの野原にとてもたくさん住んでおります」
  夜刀の神の住家を知った麻多智は、身には甲冑、手には矛の完全武装で、単身、夜刀の神の住家に乗り込み、その多くを惨殺した。そして山の口の「境の堀」に「標の梲(ツエ)」を立てて生き残った夜刀の神に、「この梲を境に上は神の土地、下は人の田とする。異存あるまいな。もちろん、ただとは言わぬ。神として末長く祀ろう。だから恨むでないぞ。祟るでないぞ」と宣言し、社を立てて祀った。【常陸国風土記】 『謎解き 祭りの古代史を歩く』より抜粋

 →参考

by ultra3040 | 2005-01-28 13:28 | ルーツ
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