五十瓊敷入彦命

伊奈波神社 御祭神 五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)


以下は7~8年前にノートのメモしたものなので、ところどころ曖昧で、わかりにくいかもしれません。何を思ってそんなことしたのか、よくわかりませんが、非常に気になりましてずっと心に留め置いたものです。今となってはその本も手元にないので、もう一回調べ直そうかなと思っていましたが、とりあえずそのまま出してみます。


イニシキダイジェスト
①垂仁天皇が兄の五十瓊敷と弟の大足彦(後の景行天皇)に欲しいものを問う。
兄は弓矢を、弟は皇位を求めた。

五十瓊敷(イニシキ)
因幡守に任ぜられる
  陸奥の金石を得るためのヤマトタケルの遠征が失敗
天皇はイニシキにその獲得を命ずる。
彼は金石を得るが逆族の汚名を着せられ朝廷軍と対峙
陸奥の金石は一夜のうちに山
イニシキおよびその一族はその山中に入って死す
天皇はイニシキの無実と、彼が因幡大菩薩と化して
金山に住み、人々を済度。大いに驚き金山に社殿を設けて
彼らを当山の峯に祀る
<美濃国第三宮因幡写本縁起>

③美濃国方県郡水野郷楠見村
  県(あがた)氏という未婚の女が懐妊 二つの石を生む。
 石は日ごとに成長。 厚見郡 伊奈波神社の神が「その二つの はわが子」と託宣
女の家に忌垣を立てて祀った。<日本霊異記>

イニシキ命が茅渟の兎砥の川上宮で剣一千本を作り石神神社 に納めた
その後命ぜられて石神神社の神宝の管理者 となる。
彼が老いた後管理権は彼の妹の手を経て物部のトチネに委ねられる<垂人記>

これと似た話しがあると、その本には高句麗建国神話を出していました。他の話でもこれと似た話はたくさんあるようで、また、追々紹介していけたらなと思っております。

【高句麗の建国神話】
日光により懐妊した女 が、 のようみ固い卵を生みその卵から高句麗の建国者となる男子生まれる。七歳にして自ら弓矢を作り百発百中、名前を朱蒙「よく弓射る人」(夫餘語)
しかし、その力を恐れた王子たちにより生地を追われ逃れた地に新しい国、高句麗を建てる。朱蒙は天下った武具を祭祀。その力により王者の地位を保持。



まとめると・・・・

b0046100_23265077.jpg


       ○ 『美濃の前期古墳-前方後方墳のルーツを問う 』 美濃古墳文化研究会より 


イシュマエルは、
「荒野に出て弓射る者の祖」となり、その子孫は「野生のロバのような人となり、その手は、すべての人に逆らい、すべての人の手も彼に逆らう。彼はすべての兄弟に敵対して住もう。」

イサクとイシュマエルのお話しの中で、「皇位を得るもの」、「生地を終われ逆らう者」の2系統の争いついて紹介しましたが、金華山麓にある、伊奈波神社の祭神、五十瓊敷(イニシキ)入彦命は弓矢を求め、弟の大足彦(景行)は皇位を求めた。イニシキは、陸奥の金石を得るために遠征するも、朝廷軍から逆賊の汚名を着せられ、生地を追われ陸奥の山中に入って討死していったという話の内容に符合しているものと思われました。
[PR]
by ultra3040 | 2005-01-07 21:14 | ルーツ
<< 神の御心 花奪祭≪長滝白山神社≫ >>